命を守る漆喰

先日、福田業務所さんに打合せに伺いました。

福田さんは全国から原料をあつめ、オリジナルの漆喰をつくっている左官屋さんです。私の家の壁は土壁で漆喰壁には今まであまりなじみがなかったのですが、福田さんの仕事場は漆喰壁になっていて、入ったとたん空気感の心地よさに驚きました。

福田さんが塗った漆喰壁。天井と壁で違う材料を配合しているため色が違います

漆喰は壁自体が呼吸して、室内の温度や湿度を調整してくれるのだそうです。

この日は台風が近づいてて雨でしたが、じめっとした湿気などをまったく感じませんでした。漆喰がまさかここまで心地よいとは知らなかったので、我が家を新築にする時はなんとか自分の部屋だけでも漆喰にしたい…と思ってしまうほどでした。

 

なんとコーヒー配合の漆喰です。落ち着いたとてもいい色合いでした

室内にハンモックがつり下げてありました。あまりの心地よさに、打合せにきたお客様が寝てしまうことも多々あるそうです

 

今の日本で、住宅に多く使われている新建材(ビニールクロスや合成樹脂)は、燃えると強い毒性を持つガスが発生し、火災での死因のほとんどがそのガスによる中毒死だそうです。

それに対して漆喰の壁は燃えません。実際に見せてもらいましたが、漆喰の壁はガスバーナーで1000度以上まで熱しても燃えるどころか、匂いすらしませんでした。

体に優しいものだけを使った漆喰壁は、命を守ります。 すべての家の壁を漆喰にして、大震災や火事のときに亡くなる人を一人でも減らしたい。と福田さんは語ってくださいました。

今の日本でこそ、少なくなってしまった漆喰ですが、夏にスペインに行ったときの街並を思い出しました。

白壁の家が連なる美しい街並。海の向こうにアフリカ大陸が見えたときは感動しました

白い壁の街として有名なミハス。この街の壁も漆喰です。

スペインは白い壁の街をよく見かけましたが、ヨーロッパは中世、ペストが流行する中で漆喰で壁を塗ったところ病気がおさまったそうです。

街並の美しさに気をとられていましたが、人の命を守るために生まれた景観だったと考えると、とても感慨深いものがあります。

福田さん、学びの多いお話をありがとうございました!!

内定式

10月1日、第50期新入社員内定式が行われました。

 

来年度4月から、新たに富士凸版の仲間になる3人です。

 

制作部配属になる平野君。自転車で伊勢神宮を目指したりとなかなか行動力溢れるチャレンジャーです。

同じく制作部配属になる松浦さん。とても元気が良い彼女は絵を描くのが得意です。

営業部配属になる神谷さん。文章を書くのが得意だそうで、ライティング能力に期待しています!

 

開始当初は緊張した面持ちでしたが、みなさん堂々を決意表明をしてくださいました。

一緒に仕事ができる日が楽しみですね!

私菱田も指導係として、社会人としてしっかりとした見本を示せるよう気を引き締めてまいります。