見えているもの、見えないもの

完成した作品からは全く想像できない、アイデアと工夫がとてもおもしろい写真家 瀧本幹也さんの「CROSSOVER」展をご紹介

こんにちは、制作部 デザイナー 酒井です。

先日観に行って、面白かった企画展の一つをご紹介します。
写真家 瀧本幹也さんの「CROSSOVER」展。

制作裏側のインタビューを読んで、完成した作品からは全く想像できない、アイデアと工夫がとてもおもしろく、ぜひ実際に観てみたいと、普段は出かけないお盆休みに行ってみました。

 

 

左上はMr.Children「HOME」。ショップでCDを初めてみた時、面白いビジュアルだなと印象に残っていました。特に家系図の白線がゆがんで浮いている感じがよかったのですが、まさか海外ロケできる案件で、写真家含め全員徹夜でウレタンに針金通す作業をしていたとは、まったく想像できません。海外ロケを優先し美術さんを連れていけなかったから発生した作業なのですが、予算は“つかいどころ”ということが大変勉強になります。

中段は「世界卓球 2015」。ディレクターからのオーダーが「絵のようにしたい」ということで、現実感・立体感をとことん排除するために、とても地味で手間のかかる工夫がされています。どれも実際にはありえない光景が写っているので、見た人は違和感を感じる。この違和感が引っかかりとなり、それが印象に残ることになるため、大切だという瀧本さんの考えは、とても共感できます。

 

それぞれ、見た目には分からないのですが、最終目標に到達するためのアイデアや手間暇かかる工夫が膨大で、とても感心します。最終の作品にそれらの工夫は見えなくても、そこにかけてきた時間と作業は見えない何かとなって伝わり、作品の評価につながっていくのかもしれません。

 

会場ではコマーシャルフィルム、合計40本超の放映もされていました。私は普段ほとんどTVを見ないのですが、たまたま見て面白いなと印象に残っていたトヨタ自動車の「ReBORN」シリーズ(たけしが秀吉の生まれ変わり)や、今回初めて見て、思わずツッコむ声が出そうになるくらい笑えるCMがあり、コマーシャルフィルムは短い時間でありながらも、自由な発想が活きてくる、魅力的な媒体だなと改めて感じました。

また、昔の大判カメラ(8X10、エイトバイテン)の展示もあり、のぞかせてもらえたのですが、ファインダーには対象が上下逆さまに映るのです。それを撮影者は脳内で正位置に自動変換して撮るそうですが、人の脳は訓練次第ですごい能力を発揮できるのですね。

たまには世界を逆さまにひっくり返して眺めると、思ってもみなかったことが見えてくるのかもしれません。
そして、私の仕事はアウトプットするデザイン制作ですが、今回のように刺激をもらえるインプットの時間も意識して多くとっていきたいなと思います。

断裁機特別教育の受講

皆さん、こんにちは!! 製造部・浅井直也です。

季節の変わり目で急に涼しくなったり、と思えば、クーラーをかけないと寝付けない熱帯夜になったりと気温の差が激しいですが、体調を崩されてはいないでしょうか?

夜、ぬるめのお湯にゆっくり入ると心と体をリラックスさせてくれるらしいので、1度試してみてください。 しっかりと体調管理をして良い仕事に繋げていきたいですね。

さて、少し前の話になりますが、自社の工場にある断裁機(紙をまとめて切ることの出来る大きな包丁が付いた機械です。)を安全に使用する為の講習(学科・実技)を受講してきました。

学科の方では断裁機のルーツや進化や普段あまり触れることのない法律のお話、また日常点検の方法などを学ぶことができました。自分たちが普段当たり前のように使用している機械の歴史を知ることができ技術の進化の速度の速さを改めて感じることも出来ました。

そして、実技の方では断裁の仕方のコツを教えて頂いたり、断裁刃の交換の実習を行いました。断裁刃は非常に重くて大きく危険なので自社で作業する際にも細心の注意を払い行っています。手順は習得していましたが専門家ならではのポイントを教えて頂き、とてもためになりました。

2日間の講習を受け、無事、修了証も頂くことが出来ました。

 

受けて終わり、ではなく常に意識して作業することが大切ですね!!

学んだことを胸に今日も安全第一で、お客様に感動していただける製品をお届けする為、仕事スタートですっ!!

クロスメディアエキスパート認証試験、合格しました。

こんにちは。制作部の水谷です。
みなさんはクロスメディアという言葉をご存知ですか?
SNS広告や動画コンテンツ、WEBサイトから印刷物まで様々な情報メディアを掛け合わせてマーケティングを展開するビジネスです。
日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する技能検定として「クロスメディアエキスパート認証試験」というものがあります。主に上記の情報メディアに関する知識はもちろん、経営や印刷技術全般まで幅広い分野から出題される技能検定です。約半日で学科試験と論述試験を行います。

合格すると認定証が発行されます。

今年の3月に受験して合格することができました。
学科試験は参考書に従って勉強していけば普通にクリアできるのですが、論述試験が難問です。140分以内にA4用紙3枚に提案書を作成するというものですが、パソコンは持ち込めないので全て筆記です。他に記述式の設問が2〜3問あります。
この論述試験で振り落とされる人が多く、合格率は30%台という状況です。
試験の課題は厳しいですが、この勉強をすることによって、顧客企業の課題解決スキルや印刷分野にとどまらない情報メディアに関する幅広い知識が得られます。マーケティングにも関わってきますので、主に営業担当者や制作ディレクターが受験されるようです。

JAGAT発行の参考書や通信講座で勉強できます

自分は制作担当で実作業者ですが、お客様に企画を提案するスキルと知識を得るためには必要な勉強だと思い、受験しました。また、論述試験対策の勉強は論理的な考え方や要旨をまとめる力を身につける訓練にもなります。
普段はキーボードばかりなので、不慣れな手書きに苦労しました。問題を読む時間を含めると、記述に使える時間は2時間に満たないという状況でしたが、合格できてよかったです。

JAGATの趣旨として、印刷業界の発展・隆盛のためにはデジタルメディアとの融合は必須であり、顧客企業の課題解決に向けての戦略ツールとしてクロスメディアビジネスの展開を提案できる人財を育成していく、という意図があります。

ここで身につけた知識やスキルは自分自身の仕事に活かすことはもちろんですが、後進の育成や営業補佐など、社内にも落とし込んでいきたいと思います。
JAGATのサイトに詳細がありますので、興味を持たれた方はぜひチェックしてみてください。

お茶の本場・西尾で味わう、絶品の抹茶かき氷!

皆さんこんにちは、制作部の松浦です。
30℃後半の猛暑、台風12号など、天候面でかなりきびしい日々が続きますね。
夏バテ防止のために、水分補給は勿論のこと、
日々の栄養バランスなどにも気をつけていきたいです。

私事ですが、台風12号も無事に過ぎ去った先日の日曜日、
西尾市にあるお茶の専門店「松鶴園」さんに行って参りました。

「松鶴園」さんには販売コーナーの他、茶房「茶遊」というお食事コーナーもあり、
実際に取り扱っているお茶を使用した、手作りのお食事や甘味が楽しめます。
今回の目的は「茶遊」で販売しているかき氷「西尾城 極み」を戴くことでした。

当日は台風の余韻か風が強く、暑さは比較的控えめでしたが、
駅から約20分ほど歩いた後は流石に暑さを感じました。
そのお陰もあり、かき氷の上品ですっきりとした甘さと清涼感を
一層味わうことができました。

「茶遊」で注文した「西尾城 極み」

 

カウンター席に飾られていた涼やかな細工

 

茶器や重厚な机が置かれた座敷席

 

販売コーナーの随所にも、夏の趣きが感じられました

 

そもそもの動機は、弊社のお客様が発行されている冊子
「とうかい食べあるき」内に、会員店の「松鶴園」さんが紹介された
このかき氷があり、是非実物を見たい!食べてみたい!と思ったのがきっかけです。 

「とうかい食べあるき」7月号にて

 

「とうかい食べあるき」は、主担当として月一で制作させていただき
かれこれ5年目になります。
制作過程で食べ物等の写真補正も行うのですが、
実物を知らない故に色合いのバランスが掴みづらい時もあります。
そのような壁にぶつかる度、やはり、良い仕事をする為には
多くの実物を見るという「自己研鑽」が必要だと感じます。

今回は、かき氷を食べてみたい!という気持ちもそうですが、
それ以外にも、このかき氷は実際どのような色合い、質感、味なのか?
という点が気になり、自分が携わったものを自分の目で確かめてみたい!
という気持ちが動機になっていました。

お世話になっているお客様のことをより深く知り、
より良い仕事をして貢献する為には、
お客様とのコミュニケーションは勿論ですが、
お客様にゆかりのある人や場所を実際に見て、聞いて、知ることも大切だと、
今回の「松鶴園」さんの件で改めて感じました。

これからも、お客様を知るための自己研鑽を継続し、
実際に自分の目で確かめて、様々な気付きを得ていきたいと思います。