富士凸版のルーツは近江商人?

こんにちは、制作部の松浦です。
連日の台風、30℃超えの気温等、まだまだ天候が不安定ですが、
体調を崩さないよう気をつけていきたいですね。

 

さて、このたび初の自社社史が完成しました!

自社社史 表紙

内容は大まかに、
現在の富士凸版印刷についてのお話、
前身となる商家についてのお話、
創業者が富士凸版印刷を興すに至るまでのお話、
そして興した以降についてのお話となります。

富士凸版印刷の前身である青貝屋は、
近江から江戸初期に玉屋町へやって来た近江商人がルーツとなっています。
螺鈿細工(※)を施した中サイズの家具や飾り箱、飾り棚などを取り扱い、
江戸から明治にかけて隆盛を誇っていたようです。

(※)螺鈿細工…
夜光貝などの貝を彫刻して漆地や木地に嵌め込む技術。
厚みによって厚貝と薄貝に分けられ、薄貝を削る際に出る青色から
螺鈿は「青貝」とも呼ばれるようです。

江戸末期・天保年間の名古屋の一番のものを集めた「新板名府玉づくし」の記事。赤枠の箇所に青貝屋の名前が掲載されています

制作担当として社史に携わっているのもあり、
冊子に載せる文章には何度も目を通します。
自社の歴史や自社に関わる方々について新しく知ることも沢山あり、
読む度に興味が募ります。

社史の本文。正面左に載っている新聞記事は大正初期のものです

文章の中には、私が先輩から伺った話より更に昔の話もありました。
創業者がどういう人生を経て富士凸版印刷を興したのか、
何より創業者はどのような人だったのか?ということが、
この一連の文章に凝縮されているように感じます。

私が富士凸版印刷に就職した時は
創業者は既にこの世を去った後でしたが、
社史制作という切っ掛けのお蔭で
現在まで引き継がれている創業者の人となりや生き様を
より詳しく知れたことを大変嬉しく思います。

 

また、制作するにあたり、
普段は中々お目にかかれないような貴重な資料にも沢山触れられました。
中には約百年前の資料もあり、
現在まで大切に保管してくださった方々への尊敬と感謝で一杯です。

社史制作にあたっての資料(一部)。写真の資料は昭和32年のものです

創業者に関わる写真のアルバム。長年大切にされている写真が沢山ありました

元々は自社の創業55年誌ですが、
前身の青貝屋が扱っていた商品、
そして現在扱っている商品のルーツなども散りばめられていて、
自社のルーツを通して日本の歴史を学ぶ内容にも
なっているように感じます。

この社史完成に至るまで自社のルーツを懸命に調べてくださった方々、
ルーツを知る為の資料を大切に保管してくださった方々、
そして、これからの仕事にもつながる
数々の貴重な経験をさせてくださった方々に、改めて感謝したいと思います!

富士凸版のルーツは近江商人?” への1件のコメント

  1. 説明が、分かりやすく、何度でも読みたくなり、久し振りに、ブログを見たら心が、和みました⤴素晴らしい会社ですね。これからもお客様に、愛される富士凸版印刷様を目指して下さい。創業者様も喜んでおられると思われますよ。

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